vol.7 あなたの心の笑顔を作る「感情の教養」
〜もう、感情に振り回されない!わたしになる〜
感情が豊かというのは「喜怒哀楽」が激しいことではありません。(そんなん迷惑)
自分の喜怒哀楽を理解するだけで、感情に振り回されることがなくなります。
私たちは無意識のうちに、日常の出来事や人から言われたことなどに「反応」しています。イラっとしたり嫌な思いをしたり。急に指名され発言を用意していなかったりすると緊張したり。自分に不都合なときに、顔が赤くなったりするのもそう。他には、好きな人がいて嬉しいとドキドキしたりするのも。
そういった日常の中で感情は幾度となく動きます。そして、感情に振り回されて疲れることがあります。たとえば、怒りの感情。
お勤めの方で管理職さんであれば最近は「アンガーマネジメント」といって、怒りの感情コントロールするマネジメント手法などお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
意外に「怒りのコントロール」といってもピンとこなかったり自覚していない人も多く、自分には関係ない。と思っている方こそ大事。自覚症状がないのが一番重症ですから。
ぜひ、周りの方に尋ねてみてください。そうしたら「ぜひ、怒りのコントロールしてほしい」と言われると思います。または「いつもイライラしてますよね」そう言ってくれる職場の人間関係があればまだ、関係性は良好でしょう。これ、言われなくなったら、周りはあなたの怒りに結構迷惑しているか、もうすでにパワハラ寸前かも!
ご家族に聞いてみるのがよいかもしれませんね。もしかしたら、職場ではニコニコ笑顔でも、その分、お家ではイライラモード全開かもしれません。(思春期の子どもと一緒!?)
vol.2あなたの心と体を笑顔にするウォーキング「笑顔ウォーキングメソッド」
vol.3「笑顔ウォーキング」でスタイルアップ!!美脚・ヒップアップ編
vol.4「笑顔ウォーキング」でシェイプアップ!!きゅっとくびれるウエスト・バストアップ編
vol.6あなたの心の笑顔を作る口ぐせの習慣1〜その言葉がブサイク顔を作る〜」
笑顔はしあわせへのパスポート。
あなたの笑顔こそが最高のお化粧!vol.7
「心が体を動かし、体が心を支える」
イライラしているとき(している人)、体がどうなっていますか?
力が入っていたり、呼吸が荒かったり、顔が赤かったり。手が震えていることもあるかも。周りが近寄れないような雰囲気漂わせている人もいますね。
これって、周りに迷惑。たとえばね、パワハラもそうですが、怒った口調や怒鳴り口調で何か言っても、実は相手に全然何も伝わりません。さらに、その行動で、一番疲れるのは自分。
怒鳴っても何も伝わっていない
怒鳴られたりしたら、相手の印象に残るのは「こわい」「怒ってる」だけなのです。中身を覚えてるかと言われても覚えていないか覚えていても「こういうことでしょ」と、実は、相手に全然響いていないのです。
怒っていたら、相手に「怒っている」ということが伝わります。
怒られて「こわいな」という印象になったら内容など伝わることはないでしょう。
怒られて「怒ってるわ」と冷静な印象を持っていたら、バカにしているので、伝わりはしないでしょう。
本当の目的は何?子供じゃないからね。あなたが怒っていることを伝えることではありません。
その先に伝えたいものがあっても、怒ってしまっては台無し。ぜーんぜん伝わってません。残念><、、
知り合いの会社の社長さんは、とても丁寧な言葉遣いです。部下にも取引先も常に敬語です。ですが、社長さんはかなり厳しいことで有名です。が、暴言は一切吐きません。怒鳴ったりすることもありません。
「怒鳴っても仕方ないし、それは無意味なことですよ。相手に伝わることが目的ですから。」とおっしゃっていました。
丁寧な言葉遣いだからこそ、相手がまず聞きます。冷静に聞いているから「怒っていることも含め、よく伝わっている」のです。社長さんは、いつもどんな話も途中で遮ることなく最後まで聞いてくれます。
「違うと思っても、最後まで聞いてくれるのはどうしてですか?」
「お話は最後まで聞かないとわからないでしょう。」
こういったことからもコミュニケーション能力に長けていらっしゃると私は感じました。
あなたの体があなたの心を支える
イライラしたり怒ったりするのは「反応」ですから、一瞬のことなのです。ですから「アンガーマネジメントでは6秒待て!」の合言葉があります。でも、怒っているときに6秒待てません。
「深呼吸する」というのもいいですが、もう少しこのテーマ「体が心を支える」についてみてみましょう。「体が心を支える」と言葉では理解できますが、人によっては、実感するのは難しいことかもしれません。
怒っているときに体の変化についてもう一度みてみましょう。
力が入っていたり、呼吸が荒かったり、顔が赤かったり。手が震えていることもあるかも。周りが近寄れないような雰囲気漂わせている人もいますね。
力が入るのは、手先だったり、肩だったり(いかり肩とか言いますね。)呼吸が荒いというのは、吸う息が激しい状態で、別の言い方をすれば浅い呼吸。息をしっかり吐くことができていませんね。息が上がっているともいえます。
顔が赤いのは、頭に血が上っていますね。手が震えたり、貧乏ゆすりするのも、体の中心ではなく先です。怒っている状態は、中心からどんどん離れていて、「上がっている」状態になるのです。
緊張しているときは?
緊張していることを"上がっている"といいますが、これを落ち着けるためにはどうしますか?
「リラックスして」「息をふーっと吐いて」「肩をぎゅーっとあげてストンと下ろして」そういって、してみると意外に落ち着いたりします。これは、緊張しているときに起きている現象を戻すためにやっていることですね。体から心に作用している状態です。
怒りの感情への対処も同じですが、緊張に対応する体の動きをしている暇はありません。さっさと収めたいです。そもそも怒りが体の反応として出にくいように(これは怒らないようにすることとは違います)してみる方法をお伝えします。
はらが立つ
怒りをあらわすことばに「はらが立つ」があります。日本語は、心の状態と体の状態が一体になった言葉がたくさんあります。たとえば、姿勢がよい=取り組む「姿勢」、積極的である=「前向き」、もうひとふんばり=「ふんばる」心、緊張する=「あがる」など。
怒りは「はら」で感じます。はらは腹でもいいですが、肚がいいでしょう。覚悟が決まることを「肚がすわる」といいます。その場所です。
最近の言葉としては、「むかつく」「キレる」というのも怒りの表現となってきました。
むかつくのはどこでしょう?
キレるのはどこでしょう?
・むかつくのはどこでしょう? →胸
・キレるのはどこでしょう? →あたま
わかりますか?おなかから、どんどん上に上がってきていますね。
これをちゃんと「肚」に戻してあげるのです。そうすると、ものごとを「肚」に収めて消化することができるわけです!
上がった怒りを肚に戻すためには、「しゃがむ」だけですよ。今の高校生は「ヤンキー坐り」ができないようで、お尻ぺたんと地ベタにつけてしまいます。今から思えばヤンキー坐りは立派な運動です。
このしゃがむことを運動するときに、お相撲さんの四股踏みをします。「ふんばる」行為にもつながってきますが、しっかりと「肚」で体を支えることができるようになるのです。
日本人は生活スタイルが洋式に変化し、しゃがむことを日常しなくなってきました。
和式トイレ、ちゃぶだい、お布団など。日常のあらゆるところにしゃがむということで、肚腰を鍛えていたのです。が今は、生活から消えつつあります。和式トイレなどなかなかお目にかかりませんね。和式トイレがある時代の言葉が「肚がたつ」「ふんばる」かもしれません。
しっかりと「肚」が体を支えることができるようになると、心を支える「体」が出来上がります。
怒りを「肚」に収めて、消化することができるわけです!体に怒りのかたちが出ないことで、周りにも悪影響がないですし、自分にもやさしいですね。
肚に収めることで、怒りを「暴言」として露出しなくても、冷静に相手に「伝える」ことができるのではないでしょうか。
「私怒ってますよ。」と、静かに口に出したらいいんです。相手はドキっとしますよ。
この状態のことを「感情の教養ができている」人ということになります。
感情の教養
「私怒ってますよ。」と、静かに口に出せる状態というのは、冷静に自分のことをみることができています。
また、直接関係ない相手の場合には「(ちょっと今、怒りがおさまらないから。と言わなくてもいいです)10分後にしてくれない」と言えたらパーフェクトですね。ジェントルマンです。
感情の教養とは自分の感情の動きを冷静に理解しているということだけなのです。
今は「怒り」の感情の例でしたが、喜怒哀楽でも同じことです。
冷静に理解するためのひとつの方法として、感情を観察して、今はどのくらい怒ってるか。今日のあの出来事はどれくらい嬉しかったかなど、数値化する練習をしてみるのです。
今日の怒りはビール2杯分だな。
今日の嬉しい気持ちはケーキ3個分だな。
今日の落ち込みは、リラックスCD60分だな。
今日の●●は好きなお笑いのDVD1本分だな。なんでもいいんです。こうやって自分の過剰を観察する訓練をすれば、いつの間にか、自分の感情について、自分で理解できるようになって、自分が自分の感情にふりまわされなくなります。
大事なことは、感情を感じないことではありません。お坊さんのように悟ることでもありませんし、無理やり前向きに捉えることでもありませんよ。
感じて、自分で客観視している状態です。
古畑さんのプロレス中継のように、自分を実況してみるのもよいかもしれませんね。
数ヶ月して自分の変化に気づかれるのではないでしょうか。
まとめ
少しでもあなたの心が笑顔になるために、気持ちが少しでもラクになるようにと今日は、感情の教養 〜もう感情に振り回されない!〜 についてお届けしました。
感情の教養については、演出家の鴻上尚史氏が演劇者向けの表現論でお話しされていたことを参考にさせていただいています。
心があなたの体を動かし、あなたの体が心を支える。心とからだはいつも一緒で、繋がっています。
口角をあげると、気持ちが落ち着く。(→フェイスフィードバック効果)のです。ですから、笑顔だけでも十分に感情のコントロールができますが、感情が動いた時、乱れた時にそのことに気付けるかどうかです。そのためには多少のトレーニングが必要になるわけです。
全米オープン優勝の大坂なおみ選手は、試合中思うようにいかなくて、その感情に振り回されそうなとき、空を見上げて、無理やり口角をあげて気持ちを落ち着かせていましたね。
これも「今、思うようにいってない」という「自覚」がないと、「口角をあげる」という行為にたどり着けません。が、自覚さえすれば、感情コントロールに成功するわけです。
ぜひ数値化するレッスンしてみてくださいね。
口角があがっている顔に(→鼻呼吸)、怒りの感情に振り回されない体に(→四股踏み)、「ありがとう」と言葉にして笑顔に。
これからも、あなたがいつも笑顔でいられるためのヒント!お届けします。
[笑顔の魔法ウォーキングメソッドのバックナンバーはこちら]vol.2あなたの心と体を笑顔にするウォーキング「笑顔ウォーキングメソッド」
vol.3「笑顔ウォーキング」でスタイルアップ!!美脚・ヒップアップ編
vol.4「笑顔ウォーキング」でシェイプアップ!!きゅっとくびれるウエスト・バストアップ編
vol.6あなたの心の笑顔を作る口ぐせの習慣1〜その言葉がブサイク顔を作る〜
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