先日のプライベートレッスンにいらっしゃった方が「今日は疲れています」宣言でスタート。
3連休明けの平日は、休んだ分のしわ寄せがくるようで。「昨日は友達と火鍋食べに行ったのにアルコールも欲しくならなかった」ほど疲れているようです。
目も疲れているとのことでした。
体が疲れ切ったときは、ほんとは休むのが一番!
でも、休むにも疲れすぎていて自分を守るために体が緊張していたり、体を支えるために必要な力さえ入らないことがあります。虚脱状態です。
たとえば寝ていても、力んでいたり、腰が浮いていたりします。そうすると寝ているつもりでも、体はいつも休めていません。
疲れているときの体は下半身に力が入らず(力が抜けすぎ)で不安定になり、上半身は緊張していることが多いんですよ。また呼吸が浅くなっています。
本来の体は、下半身がしっかり安定していて、上半身がリラックスしていること。この状態を上虚下実(じょうきょかじつ)といいます。
仏像の姿などもそうでしょ。たとえば丹田呼吸法などでもこの状態を作り出すことを目的としています。
この日はゆっくり休んで元気を取り戻すための方法をいくつかお伝えしました。
体の元気を取り戻すポイントは
・内もも 骨盤の土台になって、姿勢が安定し、呼吸が深くなります。
・また下(骨盤底筋付近) ヨガのエネルギーポイントである第一チャクラを刺激します。行動の体力ともいわれます。(もう一つの体力である免疫力活性には、胸のあたりをトンとすればOK)
・血流 血流をよくすると酸素が体に行き渡るようになり、同時に老廃物も流れる(リンパの流れがよくなる)ようになります。
疲れは足に出る
夕方くらいになって、なにもないところなのにつまずいたという経験ありませんか?体が疲れてくると、つま先が上がらなくなったり足が持ち上がらなくなってつまずきやすくなります。
つまずいたあと、ぶつけたり、怪我などにつながるので気をつけたいところです。
体がどのくらい疲れているかは、長坐になって(床に足を投げ出すようにして)みたときに、つま先が横に倒れているかどうかでみることができます。
よくこれで体の歪み、骨盤の歪みをみることもできますが、今日は、どのくらい内ももに力が入っていないかをみてみます。
足の間は、握りこぶし1−2個分間をあけて、まずはつま先をまっすぐ天井を向くように一度してもらいます。そこから力を抜いたときに、つま先がどのくらい倒れるかです。多少倒れる分には普通ですが、ガバっと倒れて内側のくるぶしが上にくる状態はお疲れサイン。
下半身が虚脱状態になっています。
太もものうち側というのは、私たちの元気が司る場所です!また体の若さが詰まっている場所でもあります。
太もものうち側が働かなくなると骨盤も開いて、少しO脚ぎみになります。姿勢も崩れます。内臓も下に落ちますからね。働きが悪くなってますます疲労がたまりやすい体になります。
まずは太もものうち側を少し目覚めさせてあげましょう。
仰向けに寝て、両膝を立てます。その状態で、どちらかの足を上にして足を組みます。そこから重ねた膝を床につけるようにしましょう。反対側もつけるようにします。
これは骨盤の歪みや腰の疲れをとる場合に気持ちよくストレッチできますが、ここでは太もものうち側を使っているなという感じで気持ちよくストレッチすればいいのです。
捻れば強くなります。
たとえば、座っている時に足を組む人は、骨盤の歪みだけではなく、下半身の筋肉が衰えていて、座っていて体が安定しないので、ねじって強くして体を安定させているということなんですよ。布も雑巾のように絞れば硬い布になりますよね。薄いティッシュペーパーでもよじればしっかりした紐のようになります。同じようにねじって強くするのです。
今日は、元気がでない体に刺激を与えアプローチしていきます。
片方に倒したら、息をゆっくり吐きましょう。吐くと腰や背中の筋肉が緩んでいくようなイメージをもってストレッチするようにしましょう。
しばらくしたら、膝をバウンドさせるような感じで軽く動かします。膝が床につかなくても大丈夫です。
反対側にも倒して同様にします。次は足を組み替えてまた同様に行います。
終わった後は、最初よりも背中や腰が床にフィットするような感覚になっていると思います。背中の緊張をとっていきましょう。
また腰が緊張していると目も疲れやすくなります。腰の捻れを取ってあげることは目を休めることにもつながります。
血流をよくして元気を取り戻そう
元気がないときは、血流が悪くなっています。元気の「気」を使って「気血水」といいます。これは元気を作るのは、血液の流れと水(リンパ老廃物)の流れがよいことですよ。という意味があります。血液の流れ、血流をよくするには体を動かせばいいのですが、疲れている時は、激しく動くことや頑張ることができない状態ですからそうはいきません。
こういう時には、軽く加圧してあげるストレッチをすることで、ストレッチが終わった後に、血流がさーっとよくなるようにしていきましょう。
簡単にいえば、一度雑巾のように体を絞って動かす。そのあと、ねじりをとる、そうすれば、ねじっていた間一旦ストップしていた血流がどさーっと流れがよくなるようなイメージです。
先ほどの仰向けで足を組むというのも加圧ストレッチといえます。組んでねじっていますよね。終わった後に血流がよくなります。
おねえさん座りをします。そのときに、うち側の「足」を反対側のそけい部分に乗せるようにセットします。もしかすると足首が硬かったり、足の甲が硬い方はこれだけできついかもしれません。その場合には、足の甲をほぐすことも必要なのですが、即効ではどうにもならないので、股間のあたりにかかとがくるようにできるだけ窮屈に座ります。この状態から、床に覆いかぶさるように上半身を前に倒しましょう。
体が硬い方は、腕を伸ばさず肘を床につくような感じでもOK
しばらく息をゆっくり吐いて体が床にしずみこむようなイメージで。次に、そけい部に乗せた方のお尻を少しバウンドさせてみましょう。後ろの太ももや股関節に刺激が入ります。
結構きついかもしれません。よく効いてきますね。それでOK!また下も刺激されています。
バウンドをやめてしばらくじっとします。呼吸は止めないように。
まぁいいかなーという感じになれば、状態を起こしてセットしていた足を戻して一度足を伸ばしてリラックスさせましょう。
血液がざーっと流れていく感覚があればいいですねー
足を逆に組み替えて同様に行います。
あくびは酸欠のサイン!
先ほどのようにお姉さん座りから片足の甲を反対のそけい部にセットするところからスタートしましょう。
次は仰向けになります。肘などで支えながら上半身を倒してあおむけ姿勢をつくりましょう。腰が痛い場合はできません。
仰向け姿勢になれたら次は腕を上に万歳のようにします。このときに、できれば肘を伸ばしてみてください。
お腹が伸びて、胸が伸びて、しまいにはあくびが出てくるかもしれませんが!あくびを出してあげたいです。あくびは漢字では「欠伸」と書くぐらいですから、伸びるのが欠けているということ。欠伸をすることで、酸素が体にたっぷり取り入れられるのです。
一度大きなあくびができたらそのあとは体が自然にリラックスしていきますよ。
次に仰向けになってリラックスして休みましょう。その時に、背中や腰、体の力を抜いて、床に自分の体がどんどんと沈み込むようなイメージでいてください。
体の重みを自分で感じていきます。そうすればふかふかの布団でなくても床であってもその床が柔らかく感じられるほどに自分の体の余分な力が抜けてリラックスしてくるのです。
そうやって横になっていると横から動かそうと思って、動かしてみても微動だにしません。これで正解。軽く動いているようであれば、それはまだまだ体が緊張しています。
これは、普段の睡眠姿勢でも活用できます。休んでいるようでも、体が緊張したまま休めていないことは多いんですよ。
よいため息で元気UP!
良いため息というのは、お風呂に入ったときに思わず出る「あー」と吐く息。あと、すごく美味しい食事をいただいて言葉にならない時に「あー」と感嘆する声とともに息を吐いています。
この「あーー」という吐く息は、潜在意識にも働きかけて気分をハッピーにしてくれます。「あーあ」ではなく「あーー」というあれですね。途中から笑えてきます。体が笑顔になってきた証拠で、その頃には心も元気になってきています。
これを教えてくれたのは熱海駅の近くで癒しどころ「さんきち」の石井洋次郎先生です。ヨガや気功をされています。先日のワークショップではみんなで順番に「あー」をバトンタッチしました。子どもたちも参加できてとても楽しいワークショップでした!「この呼吸を36回繰り返せばOK!」だそうです!
心がしんどいときは
心が疲れたときは、体を動かしてあげましょう。うつむいてたら気分もうつうつしてきます。実際ね、うつむくと背中が曲がりますが、この時に肺も縮まってしまうので、体にたっぷり酸素が入らなくなるんですよ。酸素不足になると脳はしっかり働かなくなって健全な考えを持てなくなります。またうつむくと猫背になって、股関節の動きが悪くなります。そうすると歩き方もトボトボとなってしまいます。
私たちの体はリズミカルに歩いてあげることで、心の状態が整います。血流もよくなって酸素も体に巡り、よい循環が始まるのです。
心がつらいなと感じたときに、自分の体をよく観察してあげてね。そして、つらいのを忘れるのではなく、つらくても私たちは日常を送らなければならないし、人に会わないといけないし、仕事もしなきゃいけない。でもつらいままで日常するのは、体がついていかない。いつもより注意散漫になるので、どうしても失敗やミスをしてしまう可能性もある。そしたら余計に落ち込んでしまうの連鎖が続く。もう出歩かない方がいいかもとか人にあわない方がいいかもとか。ミスばっかりと自分を責めてしまうかもしれない。
だから、ちょっと体を元気にしてあげて、心を支えてあげようね。体にちょっと元気をプラスしたいと思ったら、まずうつむくのをやめて、上を向いてさっそうと歩いてみよう。もしかしたら歩きながら涙が出てくるかもしれないけども。それでいいのです。よい涙です。
上を向いてさっそうとリズム良くテンポ良く歩いてあげるだけで、血液が巡って酸素が巡って、体が元気になるからね。そうしたら、心を支えてあげることができるの。
でも、体が疲れたら休もうね。休むというのは横になること。骨休め。体はもともとの漢字は「體」と書くの。だから骨を休めることが大事。眠れなくてもいいから。
ただ、疲れすぎている時には休むにも休めなかったり、骨を休めるにも筋肉が緊張していたら休めさせてあげれないから、今日ご紹介したストレッチを試してみてね。

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