昨年「自分に合わせた家具をつくろう!」と、無垢板でのオーダー家具のご縁から、海老名の戸山家具製作所さんでは「暮らしのサロン」の第二拠点として、イベント等と共に開催しています。
[戸山家具製作所のご紹介] 1948年 に創業。今年は創業71周年になります。明治時代に横浜で生まれた横浜クラッシック家具。伝統的な西洋家具に日本の技術を加え、釘を極力使わない江戸さしものの職人技法で組み立てられます。
木の選定、乾燥、木取り、加工、組立て、塗装と完成に至るまで、徹底して人の感覚を大切にしています。
目次
家具職人技が生み出される家具工場の見学会
NHK「みらい遺産」でも紹介された戸山家具製作所は今年で創業が72年となります。
その職人技が生み出される家具工場と木工技術、そして完成した家具のていねいな仕事について、家具の魅力を知り尽くした若松さんが案内してくださいます。
ていねいな仕事によって作られた家具には、様々な工夫が。そして当たり前のように使いやすい。
長く使う前提で、それは修理することも考えられて作られているので、修理しやすい。本来、修理して使うことが前提なのです。私たちの感覚はどうでしょう。引っ越すたびに使い捨て?
また戸山家具では、昔購入した家具を引き取って、蘇らせてアンティーク品として販売されています。実はこれがとても価値があるもの!だということなんです。
たとえば38年前のチェストをご紹介いただきました。当時の貴重な国産材を使っていて今ではもう作れないもの。材料だけでなく、横に3つ並ぶ引き出しの木目が揃っていたり。今ではこんな贅沢な使い方であ作れないんだそうです。
引き出しの様々な工夫にも驚かされます。ぜひ若松さんのトークで工場見学会を楽しんでください。
毎月第一土曜日開催(参加無料)→日程詳細はページ下
建築家 丸谷博男先生のお話し
丸谷 博男 先生
建築家 一般社団法人エコハウス研究会 代表理事
株式会社エーアンドエーセントラル代表取締役
パッシブデザイン住宅、エコハウスの第一人者として、自然環境・人工環境にあった地域の伝統的な工夫や工法と併せて、現代技術と様々な知見を採り入れた「そらどまの家」を提唱しています。
1日目は「住まい方」について。
様々な事情を抱えた家族の住まい方。老齢期の一人暮らしの住まい方。それぞれの家族の暮らし方から住まいが生まれるお話しでした。愛情があるお家のご紹介をいただきました。
日本家屋の空気の流れを考えた「そらどまの家」を聞くと、そんなお家に住みたいと思うものです。
2日目は、リクエストして「暮らしのあかり」についてのお話をお願いしました。
私たちは「光」ばかり思いますが、それは実は「光」があるということは「影」があるということ。光が強いと影が強くなる。言われれば当たり前のことですが、照明がない時代の外の光をどのように部屋に取り込むかの工夫。庭の砂利からの反射させてそれが、また廊下に反射したり、障子に反射したりして、部屋の中まで光がくる。
ヨーロッパはレンガを積むので、厚みのある壁で、窓は小さくなる。でも、その小さい窓から空間に広がる柔らかい光と影のグラデーション。
影のグラデーションなんていう視点で建物を見たことはなかったわー。日本とヨーロッパでそれぞれの空気感や暮らしにあうものなんですね。
そんなお話を伺いながら、歴史的な世界の建物、空間を見ていると、なんと楽しいのでしょうね。
あぁこういうことを知っていたら、旅がもっと豊かなになるんでしょうね。とても素敵な感覚をおすそ分けいただいた気分です。
お話を聞いて、見方が変わると見えるものが違ってくるんでしょうね。京都のお寺も今度からもっともっと見え方が変わってきそうです。ありがとうございました。
丸谷先生はパナソニックで、そういうったことを考え抜いた様々な照明を開発されてきていらっしゃいます。照明のカタログは、片手では持てないほどに分厚いのに、使える照明がないんですって。
確かに。我が家でも暮らしの照明にはなかなか満足いきません。よいあかりを手に入れたいです。
その結果、私はそのモデルハウスに入れなくなり、原因がわかってすぐに除去していただきました。大きなモデルハウスがたった一台のテレビ台で全室に影響するのです。
量販店の安価な製品を安易に使うのは厳禁です!」
これは、新築の家には化学物質の規定があるけれども、家具やリフォームの場合には一切ないということのお話しの中でしてくださいました。知らないといつの間にか...ということです。新築をされる工務店さんであれば、そのあたりの相談もできるということです。ご参考にされてください。
ていねいな暮らし健康な住まい 荒木康史先生のお話し

丁寧な暮らし健康な住まいの総合アドバイザー 荒木康史氏
住まいを通じて豊かな暮らしと健康をお届けします。無理をせず環境に負荷をかけず心安らかに過ごせる毎日。健康とは身体がすこやかで心がやすらかな状態。人にも環境にも優しいものに囲まれた、人に合わせた素敵な暮らしをご提案します。→ホームページ
■株式会社Green Bridge■東京都目黒区碑文谷5-15-1-2F TEL.03-3791-1585
「健康な暮らし」をテーマに知っているようで知らない。普通に暮らしていても、私たちが情報として知ることができない住まいと暮らしの健康知識のお話しから、最近の私たちを取り巻く環境問題。たとえば、柔軟剤の香りによる「香害」(→香害セミナーレポート)や日本でだけ売られている除草剤の問題にまで。
私のように健康を仕事にしておりますと、主に健康を捉えるのは「ソフト面」食事・運動・睡眠。それらを行うのが毎日の住まいや、そこにある暮らし。
荒木さんのお話しでは「私たちは1日の9割を自然ではない、人工建造物の中で過ごす。」ということです。言われてみれば確かに><、、その建物や箱といわれる住まいが不健康でそこに支配されていることを知って、私たちの健康が、住まいによって制限されてしまっている。住まいによって不健康になっているということを考えさせられます。
もっと自由にもっと自然体でいられるようにありたいものです。人が中心である住まいと暮らしなのに、自分たちが暮らしにくくしているのではないのでしょうか。

「ハニカムブラインド」ハニカムは蜂の巣構造のこと。この空気層が断熱してくれます!
さて、他に良質な睡眠のための光や音についてのお話しや、私たちにとっての快適な温度や湿度のお話しもありました。
これから気温が上がる夏に向けて「暑さ」は、命まで奪う危険があるものです。それが実は建物が原因だったりするわけです。
私はマンション住まいですので、やはり夏は外の方が涼しいのではないかと感じることも多く、冬は逆です。家の方が寒いかもしれないと感じるのです。
住まいを簡単に変えられる経済的余裕はないのですが、冬は湿気を保つようにして(自宅温泉を出して、湯気を出して湿気で満たす。)夏に役立つのは、昨年から導入した「断熱ブラインド」です。
(参考記事)→熱中症はどこでなる? 答え「部屋で」をどう防ぐ
持ち家なら断熱をどうこうできるかもしれませんが、そういうこともできない方にも簡単に取り付けられるのでこれはおすすめします。冷房の効きが違いますし、もちろん冬も!光熱費断然下がりましたから。
断熱ブラインドというと名前だけはゴッツイ感じがしますが、見た目は不織布で優しい和紙のような雰囲気で気に入っています。これは、ハニカムブラインドといって、ブラインドの中が空洞になっていて空気層があるんです。
この空気層がズバリ断熱です。
私は空気層が断熱するといってもなかなかピンときませんでしたが、今年に入ってある出来事があって、空気層は半端ないことがわかったんです。
その出来事とは...
地方からお取り寄せの美味しいお肉が真空で冷凍で届いたのですが、1つ真空が失敗してしまったようで、空気が入って袋がパンパンになった中にお肉が入ってました。
ちなみに、肉を美味しく解凍するコツはドリップが出ないこと。そのために、氷結解凍します。(氷水の中で解凍させる)真空の方は20ー30分で解凍しましたが、その空気が入ってしまった方の肉は、二時間経っても三時間経っても解凍しないから、陽射しのあるところに持っていってもこれがまったく解凍しないんで困っていたんです。
「あれ?これってもしかして空気層のせい!!」なんだと実感したのです。それで袋を開けて別のビニルに入れ替えて氷結解凍したらあっという間に解凍しました。
私はこの経験をもって「空気層」が「断熱」というのを実感しました。空気がどのくらい断熱するのかも、実感しちゃいました。全く解凍しないんですから!ほんと、空気層ってすごい!!
住宅業界の方や理系の方には当たり前のことかもしれませんが、私には、この空気層の出来事=実験を通してよくわかったんです。
で、空気層のハニカムブラインド(フルオーダー)→取り扱い(荒木氏の会社で取り扱いしています。)
窓4枚分で、私は8万円台で出来ました!もともと2メーターの高さになる窓なので、カーテンもオーダーになりますが、これはオーダーカーテンよりも安くて断熱性能もあって、雰囲気も障子のような雰囲気で優しい雰囲気がとても気に入っています。
消防庁によるとは2018年7月24日、同年7月16日から7月22日の一週間における熱中症による救急搬送人数が2万2647人(速報値)と発表。(消防庁:熱中症情報ページ)
消防庁が熱中症による救急搬送者数の調査を始めた2008年以降、いずれも最多となっている。
工場見学会と暮らし住まいセミナー参加者の声
(M様)昨日は有難う御座いました。
家具のデザインから製作工程までが洗練され、とても勉強させて頂きました。
(T様)人も木も十人十色、職人さんが、1つとして同じものはない、その木の性質、模様を見て丹念に家具に仕上げる魂のこもった作品達…素人に丁寧に説明してくださる職人さんの心意気と、家具達の機能美に強く心を打たれました!
(K様)盛り沢山の一日で楽しかったですー、ありがとうございます。
(A様)今日はお誘いいただきありがとうございました。色々、考えさせられ勉強になりました。
戸山家具のステキな家具も見れて、楽しかったですよ〜!
戸山社長のお話し「板」は反るんですよ。
戸山三四子社長が「板」についてのお話をしてくださいました。
板=木が反ると書きます。木は板になると「反る」ものなんです。って。だから「板」と書く。
みなさん、ご存知でしたか?
あぁ言われてみればだけど、そんなこと考えたことなかったな。
「数枚を接ぐ無垢板は、接ぐ板同士の相性や将来の板の状態を職人が見極め加工します。
職人の技が光る世界に一枚の板になります。」
ですからテーブルの一枚板も接いだ板も、処理が甘いと反ってしまうということ。
反らないためには数年かけて、乾燥させないといけない。水分量をしっかり見てから加工するのが本来。そうなると手間暇、場所代がかかるから、手軽な合板の家具になってきたということなんですね。
何も知らない時は、一枚板こそ価値があると思っていたけれども、工場見学をしてお話を聞くと、接ぐ板には、職人の見極めと技術がそこに入っていると思うと、どちらも素晴らしいものなんだと思いました。
ちなみに我が家には、戸山家具で購入したウォールナットの一枚板とチェリーの接ぎ板の両方があります!

テーブル脚をデザインしてくれた建築家丸谷先生、戸山家具 戸山三四子社長と一緒に。

チェリーの2枚接ぎ板(脚は丸谷先生のデザインです)
丸谷先生が講義をしてくれました。
木を切ったら、どちらに反るかわかる?!それで描いてくれたのがこの絵です。
中心側を裏板と言います。皮側を表板と言います。(ちなみに建築家は裏板を使いたがるんですって。)
表板の方に向かって反るということです。接ぐ時は、乾燥してより強くなるように考えられているんですね。

太い一枚板だとこういった仕様にして反らないようにするのだそうです。溝はテーパードになってます。
ご紹介でウォールナットの接ぎ板テーブル購入のご家族のお話ですが、「テーブルが来て、暮らし変わった?」と聞いてみたら「部屋を片付けたくなった。テーブルがない部屋もね。」とか、いろいろお話していたんだけど。ちょっとしてから、「もっと変わったことあった!毎日日記つけるようになった」っと。それは、テーブルの前でゆっくり落ち着いて自分の時間を作りたくなったということだそうで。
毎日の暮らしの習慣が変わるってすごい。テーブルひとつだけれども、されどテーブル。
暮らしが豊かになりますね。
「木」って、私たちすごい好きですよね。神社行って御神木っていったら必ず触りたくなる。そしてその優しい感触や、あたたかさを感じてパワースポット!って喜んでるんです。
思えば、こうやって家に無垢のテーブルがあるだなんて、家がパワースポットになるのかもしれない。なんだか本当にしあわせなことですね。
しかも!!
戸山家具さんのテーブル脚は、2WAY!! ダイニングテーブルにも座卓にもなる優れもの♪板に脚をつけないで、そのまま。そして、両面使えるんです。気分に合わせてね。(このテーブル脚の写真は後日!)
戸山家具工場見学会 年間予定
戸山家具製作所では、工場見学会を実施しています。

〒243-0423 神奈川県海老名市今里3-25-41 P有
TEL.046-232-3641(営業についてはお問い合わせください)
◆JR相模原線「社家」駅から徒歩
小田急線「海老名」駅からバス6番[長後駅西口]行き[南今里]で下車、徒歩3分

お取り扱いはブラックのみ(グレーの縁取りは部分もブラックです)
足の土台から整えてあなたの姿勢と理想のウォーキングフォームをサポートします!
iwalk足首サポーター(jMAX) 膝が痛い、立ちっぱなしで足が疲れる、階段がしんどい、O脚、足が太い….外反母趾、浮き指など足のトラブルを改善します。同時にあなたの姿勢バランスを整えて、歩行年齢が若返る理想のウォーキングフォームを身につけるサポートするアイテムです。 「歩き方が変だと言われた」ことがある方や、他人よりも歩くスピードが遅い、歩幅が小さい、階段や坂道がしんどい、時々つまづく。 「猫背だと言われるけどもよい姿勢がよくわからない」方にもお勧めします。またスポーツをされる方、ダイエットやシェイプアップされる方には、ウォーキングがトレーニングになる加圧トレーニング式のiwalk足首サポーター(9900円〜)jMAXの着用をおすすめしております。 →商品ご紹介ページ 足首サポーター注文フォーム
メールアドレス登録で、冊子のPDFがダウンロードできます。

\ハイヒールを履くすべての女性に届きますように/ という思いで書き上げました。
当サイトで一番人気のこちらの記事が冊子になりました。当サイト管理人が、実際にどのように変化(変貌?)したのかの記録も….お恥ずかしいのですが、親近感持ってもらえたらとも思っています。 みなさんが、ハイヒールで歩くことが”笑顔”につながりますように。(^-^)
ただいまリリースキャンペーン中です。ただいまダウンロードいただいた方対象に、無料相談を受付しております。→こちらからどうぞ
友だち追加→「ハイヒール」入力でPDFプレゼント中!


パワースポット(伊豆山神社)巡りや、地元の人だけが知っている足湯巡り、温活デトックス健康ツアー体験や、ビーチを歩いて帯電デトックスするアーシングウォーキング体験。熱海のビーチから日の出とともに、朝日を浴びて自律神経を整える健康ウォーキング体験をご用意しました。