私たちの暮らしから健康を考えるときに大事な要素が三つあります。それが「食事・運動・睡眠」
そのうちの「食」について今日はみてみたいと思います。食事があなたの身体をつくりますから「何を食べるのか」というのは大事なことですが、そればかり気にすると「あれがいい。これがいい。」と一歩間違えると偏った食事になってしまいますので、今日は、違う視点で。
食事はおなかがすいたから食べるのはもちろんですが、食事が「餌(えさ)」にならないようにしたいですね。とりあへず何か食べるかではなく「食べたいものを美味しくいただく。」「食材や作ってくれた人に感謝していただく。」ことを大切にしています。
もうひとつ自分自身が意識していることは「よく噛む」ということ。
早食いになると、食べすぎ、胃腸をはじめとする内臓負担、日中の眠気、口臭、虫歯、表情筋の衰えなど、いろいろと影響が出てくるんですよ。バランスの良く食べて、良く噛んで、吸収を促す。
良く噛む習慣をつけることで、お口の中だけではなく、全身の健康につながります。ひとつずつ見ていきましょう。
食生活の基本はよく噛むこと
食事をしたら食べ物は「胃の中で消化される」思われがちですが、実は口の中に入って噛みはじめた段階から唾液によって消化がはじまっているのです。ですから、あまり噛まないで食べると、胃腸に負担をかけてしまうことになります。
消化のはたらきを助けるには、良く噛んで唾液をたっぷり出してあげることが大切。
むかしの食卓では、お茶は食事が終わってから出てきました。
お仕事の日は特に、急いでお昼を食べる。そのとき、お茶や水分で、流し込みながら食事を飲むようにして...では、ほとんど噛み砕かれない状態ですし、唾液は飲み物によって薄まってしまい胃腸に負担をかけることになってしまいます。
私たちは、慌ただしく食事をし、柔らかい食べ物が多くなり、硬い食べ物をあまり食べなくなっています。そのため、一回の食事での咀嚼回数は平均600回ほど。戦前は1400回だったそうですから、噛む回数は半分以下。
特に子どもの頃によく噛むことは、虫歯の予防や歯並びとも関係してくるので、大事なことです。
ダイエットにもよく噛むのがいい
「ダイエットにはよく噛むこと」よく噛むとおなかがいっぱいになるだけではなく、消化を助けるので胃腸への負担を減らすということですね。
かむ回数を倍に増やすと食べる量が1割減るそうです...たった一割だと頑張れない方も、まずは一口でどのくらい噛んでいるか数えてみませんか?たくさん噛むといいことがいっぱい。たとえば、顔のたるみの原因である表情筋を鍛えることができます。そのときには猫背NG! 背筋をまっすぐしていただくようにしましょう。
ダイエットには「寝る2時間前には食事を終える」というのも聞いたことある方が多いのではないでしょうか。
「朝起きてすっきりしない。」「前の日の疲れが抜けない」という方、寝る前に食事をすると、寝ている間も胃腸が残業しているような状態になって、胃腸が全然休めていません。ですから、疲労感が抜けないんですね。
1 いつもより少し早い時間に食事を終える
2 夜の食事の量をいつもより少し減らす
3 いつもよりもよく噛んで食べる
これら全部できなくても一つずつでも実践して変化を確認してみてください。
もしいつもとの違いがあれば、あなたの疲れの原因は、食事の仕方にあるということですから、改善方法がわかります。
お昼ご飯のあとの眠気は早食いが原因?!
お仕事の日のお昼ごはんは、ゆっくり食べる時間がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
慌てて食べるとき、お茶やお水で流し込むような食べ方になっていませんか?あまり噛まないで食べてしまうことで、食事後、眠気に襲われます。
メカニズムとしては、消化を助ける唾液がない状態で胃腸に送り込まれた食べ物。消化しようと胃腸が一所懸命はたらくので、脳の血液中の酸素が足りなくなって、ぼーっとしてきて眠気が襲ってくるというわけです。
よく噛まないで食べてしまうと、午後からの仕事の効率も悪くなりますね。消化を助けるために、よく噛みましょう。
よく噛んで口臭対策
自分の口臭気になりますか?
厚生省(現厚生労働省)保健福祉動向調査(1999年度)によると、約3.3万人のうち約10%が「口臭が気になる」と回答しました。
このデータは主観的な回答であるため、国民の10%に口臭があることを示すものではありませんが多くの方が気になるという結果です。
口臭は食べ物やたばこ、アルコールの臭いの他に、生理的なものと、体(口内)の疾患が原因のものがあります。虫歯の治療はしたのに口臭が気になる、歯を磨いたのに口臭が気になる。
さて、ここでクイズです。みなさんの1日の唾液量ってどのくらいだと思いますか?
「正解は、1.5リットル!」思ったよりたくさんの唾液を分泌しているんですね。その分泌量は20代で最も多く、30代以降で急激に減少、70歳を超える高齢者の唾液分泌量は、20代成人の7分の1程度と言われています。
唾液の流れがスムーズで、唾液が口内で充分に分泌しているときには口臭はしませんが、唾液が減少すると口臭が発生してくるのです。唾液が少なくなる=口の中が乾くと口臭が強くなってしまいます。
唾液には次の作用がありますが、主に消化と抗菌、自浄などが口臭予防に役立ちます。
唾液の分泌が減少する理由は、老化現象だけでなく、さきほどの咀嚼不足。そして実は会話が少ないことなども原因。・・・会話不足って、ちょっと今っぽいですね。
またストレスなど緊張を強いられる環境では、奥歯をかみ締めてしまって、口の中の空間が少なくなって唾液が出にくい状態になります。
ストレスを抱えていると睡眠時も奥歯を噛み締めたままになってしまいます。普段からの呼吸も口呼吸になり口内が乾燥しやすく口臭の原因になります。普段からの鼻呼吸を意識しましょう。
(参考記事)→食いしばり予防のための鼻呼吸
合わせて読みたい(ニオイつながり)→足のニオイをなんとかしたい
子どもの健康維持にも
「よく噛む」ことは、子育て、躾(しつけ)の基本。
「ご飯はよく噛んで食べなさい。」子どもにはそう言ってきたよ。という大人のみなさんは、もう噛むことがどれほど大事なのかはお分かりいただけましたね。
■お口ポカンに注意
お子さんにとっては、虫歯予防だけでなく、成長や発達の過程でもとても大切なことです。
特に成長期のお子さんは筋肉と骨格が一緒に発育していきますから、よく噛むことで、口の周りの筋肉を鍛えることが、顔や顎のかたち、歯並びにも大いに影響します。
あまり噛まないで食べる。柔らかいものばかり食べる。いつも飲み物で食事を流し込むように食べるなどして噛むことをさぼってしまうと口まわりの筋肉が使われず、口が垂れて、ぽかんと開いたような状態。当然呼吸は口呼吸になり、免疫も弱ります。ちなみに口もとが垂れると目もとも引っ張られてたれ目になってしまいます。
■よく噛んで脳の活性化
「よく噛むと頭がよくなる」と聞いたことはありませんか?
口のまわりの神経はすべて脳とつながっています。口を動かす=よく噛むことで脳は刺激を受けることになります。脳はどんどん発育していくのです。
よく噛むことで唾液もたくさん出るので、虫歯予防にも!ご家族全員の健康維持に「よく噛む習慣」つくっていきましょう。
(合わせてよみたい)→ 子どもの足の健康「靴教育」靴の履き方、歩き方
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