健康のために「鼻呼吸」とは言われるけれど。
口呼吸は体によくないとは知っているけれども、私、鼻呼吸がうまくできないんです。
「鼻呼吸やってみたら、全然息が吸えないし、なんか息苦しくなるんだけど」
「私なんか、鼻息荒くなるよ。ほら」
という会話。そんな人からしたら、鼻呼吸してる人もぜったい口呼吸もしてるとまで思うほど、鼻呼吸で何事もないように過ごしているのが信じられないとのこと。です。
でも、気にしてるのは、朝起きた時に、口の中、舌までがカピカピなほど乾燥していて。それって冬場の乾燥だけの問題じゃなくて、やっぱり口呼吸が原因だったりします。
そして、風邪を引きやすい。口呼吸だと他にも、睡眠時のいびき、歯ぎしりなどの困ったお悩み。また、お顔ではほうれい線や口角が下がる表情にまで。さらに口臭への悪影響があります。
今日は、口呼吸のデメリットを知って「どうして私はうまくできないの?鼻呼吸の上達法」をお伝えします。
どうして口呼吸になるの?
口呼吸していると体によくない。のはご存知かと思います。何に良くないの?
口呼吸は、外気をそのまま体内に取り込みます。
鼻呼吸は、まず鼻毛がフィルターの役目を果たし異物除去、そのあとリンパが異物を防御、そして温められた空気が体内に入るのです。
私たちは、生まれた時から鼻呼吸です。なんでかというと、赤ちゃんはおっぱいを飲むとき、鼻呼吸じゃないと飲めないから。
成長の過程では風邪など引き鼻づまりになって、そのときに口呼吸するようになり、その癖が戻らないままで、口呼吸が習慣になる子どもたちもいます。お口ぽかんの口が開きっぱなしの子ども。
口呼吸が不健康のもと
口呼吸は、フィルターなしですからね。まずお口にダイレクトに影響します。
虫歯、歯周病、口臭、ドライマウスになるのは、口呼吸で唾液分泌が減って洗浄力が落ちてしまうため。唾液は、消化だけでなく、口の中を清潔に保ってくれる役割があるんですよ。
ちなみに、年齢とともに唾液分泌は減少します。60代超えると子どもの頃の1/5とも1/7とも!!
加齢とともに口臭が気になるのはそのためです。→こちら
歯並び、顎関節症などは、口呼吸による噛み合わせや舌の位置が影響しています。
そして、睡眠時には、いびき、睡眠時無呼吸症候群、歯ぎしり、くいしばり、口の乾燥、のどの乾き等。
これらにより、睡眠の質が低下。
睡眠不足や朝起きて疲れが取れていない。目覚めて元気がないのは不健康ですからね。目覚め元気が健康バロメーターですよ!
一番わかりやすいのは、風邪を引きやすいなど免疫が落ちることですね。
他に、自律神経が乱れることによって、様々な症状の原因であることも。
それだけでなく、顔の表情、特に口角が下がって、頬が垂れてしまいほうれい線が目立つ「老け顔」になったり、年がら年中唇がカサカサになってしまったりすることも。
ですから、口呼吸はもうやめましょうね。鼻呼吸で快適な毎日を送りたいものです。
鼻呼吸はこうすればできる!
鼻呼吸って、どうやってするんですか?
「まず口を閉じればできますよ」
そりゃそうでしょうよ。鼻呼吸は口を閉じればできるはずなのですが、鼻呼吸がうまくできない人にとってはそういうお話じゃないんですよ。
いびき改善にも役立つ口テープを貼るという=強硬策もありますが、口テープを貼っても鼻呼吸が難しい。たとえば「息苦しい。」「鼻息が荒くなる。」などスムーズに「鼻呼吸」ができないという方もいらっしゃるんですよね。(実際のところ、普段口呼吸で、鼻が詰まっていると危ないので使用は自己責任で。日中に試してみるのはよいかもしれませんね)
さて、どうすればいいのでしょう?
実は、口呼吸が長年習慣づいている方は「舌」が衰えてしまっていて、舌の位置が口呼吸用になってしまっていて、そのために鼻呼吸ができません。
クイズ:舌の本来の位置はどこでしょう?
1)口の中の下顎、下の歯があるところ
2)口の中で真ん中で浮いている状態
3)口の中の上顎、上の歯があるところ
正解は 3)!です。そして、歯は接触していない状態が正解です!
つまり、舌は上に上がっている位置が本来ですが、口呼吸になると、舌はいつも、下にさがってしまっています。この状態で、鼻で呼吸すると、喉が詰まる感じになってしまいます。
そして、睡眠時の無呼吸症候群やいびきを引き起こしてしまいます。
また舌の位置が下がってしまうことで、上下の歯が接触します。
このことは、歯ぎしりや食いしばりを引き起こしますので、歯がすり減るだけでなく、朝起きて肩や首が凝ったりする原因でもあるのです。
(関連記事)→食いしばりによる顎関節症を克服した!(管理人当人の経験です。)
舌を若返らせよう!
スムーズな鼻呼吸のためには、いつも落ちてしまっている舌が自然に、上顎に位置するために、舌を上げておくのを維持するために舌を鍛える必要があるのがおわかりいただけますか?
まず、舌の付け根、舌根と言いますが、ここのコリをほぐして、舌を動かして鍛えていく段取りです。
まず大きくあっかんべーをしましょう。舌の付け根から引き伸ばすように思い切って!
次に舌を思っ切り引っ込めます。口の中でロールして舌の裏をストレッチ。
もう一度、あっかんべーをして、次に、舌は上方向に。
そして、左右。思いっきりね。顔も動いてしまいますが、最初は仕方ない!
できたら、対角線上、ななめ左右上下にも!!
しっかり!わー、結構キツいでしょう。よだれが出てくるかもしれませんし、慣れないうちは自宅でどうぞ。
その次には、ほうれい線を中から伸ばすようなつもりで、舌を使って口の中をストレッチさせます。
途中で舌がいたーいという感じになるかと思いますが、それでOKです。だって今まで使っていなかったんですからね。
まとめ!
鼻呼吸に切り替えるのは大変です。生活習慣ですから、意識していないとすぐに元に戻ってしまいます。
まず、毎日しっかり舌のストレッチを行うこと!これは、表情筋トレーニングにもなりますよ。そして、舌の位置は常に上顎にくるようにセットをお忘れなく。
また姿勢は猫背にならないように!
・自分の姿勢が悪いと自覚症状ある方は、こちらも合わせてどうぞ→大人になっても猫背は治せる!
気をつけることがいっぱいで大変かもしれませんが、また、鼻呼吸ができるようになると自然と口角が上がって笑顔にもなれて、顔も引き締まってきます。
もちろん先ほどお伝えした不健康要素をひとつずつ改善できるわけですから、一石二鳥じゃなくて、もっとあなたにとっていいことがいっぱいありますよ!
今日から鼻呼吸チャレンジ継続しましょうね。鼻呼吸がうまくできると上手に鼻歌が歌えるようになりますよ!
(合わせて読みたい)→呼吸でつくる笑顔とアンチエイジング
ちなみに、太っていても鼻呼吸は難しいです。適正体重にする努力は必要ですよ。

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