悩んでいる方も多い顎関節症。私のブログでも一番アクセスが多い記事になります。
顎関節症との付き合いは、私が今の仕事をするに至るきっかけともなりました。
私は、そもそもの生まれ持った骨格(顎の大きさと位置)が、顎関節症を引き起こす要因でした。
下の歯が生まれつき2本足りなく、下顎が小さく位置が奥にあるため顎関節がとても窮屈な状態です。そこに普段の生活習慣(噛みグセや姿勢、呼吸)、外的要因(金管楽器の演奏12年)、さらに心的要因(職場でのストレス)が加わったことでした。
検索でこちらの記事をご覧になった人は、顎関節症にお悩みの方やご家族。原因はそれぞれに様々かと思いますが、今日お伝えするのは、食いしばりグセによる顎関節症の症状を少しでもやわらげることにつながる呼吸です。あなたは普段じゃら、鼻呼吸ができていますか?
あわせて、睡眠時のいびきや無呼吸症候群の改善にもつながります!
もし口呼吸なら、今日から意識して鼻呼吸へ変えてみませんか?
目次
どうして鼻呼吸がいいの?
いびき、睡眠時無呼吸症候群、歯ぎしりや、食いしばりの原因は、口呼吸にあります。
鼻呼吸にするだけで、無呼吸症候群やいびきの解消、ばい菌が口から入るのを防ぐ(免疫力アップ)、歯ぎしりや食いしばりの解消にも。さらには、口角の垂れ下がりを防ぎ引き締まった表情(小顔)にもなり女性が気にするほうれい線対策にも。
さらに、肩こりや首こりの解消、他にゴルフのスウィングの飛距離とも関連してくるのだとか!?
そう、忘れてはならないことは、口は呼吸をするためのものではないということですね。
さぁ今日からあなたも鼻呼吸生活、はじめてみませんか?
さっそく、確かめてみよう!正しい舌の位置
まずは、鼻呼吸のための正しい舌の位置。
あなたの舌はどこにありますか?
・上の歯と下の歯の間?
・上のあご?
・下のあご?
さて、正解は!?
上あごに舌がついている状態。
では、さっそくこの状態で鼻呼吸をしてみてください。他の位置でも試してみてくださいね。正しい舌の位置=上あごに舌がついている状態で、たっぷりと鼻から息を吸うことができましたか。そうしたらそのまま鼻歌♪歌ってみてください。
実は、鼻歌がラクに歌えるのは、鼻呼吸ができている証拠!なんです。
あわせて確認したいのは、食事をするとき以外、つまり24時間のほとんどは、上下の歯は離れている状態だということ。下のあごに舌があると、常に上下の歯がくっついてしまいます。これが次の項目の「食いしばり」にもつながります。歯ぎしりや食いしばりでないわというあなたも、上下の歯はわずかに触れているだけでも、あごへの負担がかかり、筋肉を緊張させてしまうので、注意が必要です。
軽く歯を接触させているだけで歯には相当力が加わっています。これをTCHといいます。TCH(Tooth Contact Habit =上下の歯を接触させている癖)これは最近多くの歯科大学で認められてきた考えで、多くの歯科雑誌に紹介されてます。ストレス増し精神が緊張したとき、人は歯を上下の歯を接触させます。これは96%以上の人がやっていることで、ごく普通のことです。ただその時間が長かったり、歯を接触させる力が強いと色々な障害が出てきます。
ストレスというとおおげさですが、例えばお料理をしているときには、熱いもので火傷しないように包丁で手を切らないように注意します。道を歩くときでも、人にぶつからないように緊張します。つまり日常生活はストレスに満ちているといえます。知覚過敏などはっきりした症状として現れるのは、引越しや仕事が変わったとか新しい上司にかわったとか、いまあるストレスにさらにストレスが加わったときです。(東京都 小倉歯科HPより抜粋)
食いしばりグセ、ありませんか?
顎関節症の原因のひとつに心的ストレスがあります。
ストレスを抱えることで睡眠時、無意識で食いしばっていたりすることがあります。
ぐーっと、奥歯を噛み締めているような状態。
この状態が実は、ものすごい圧で顎関節に負担をかけます。歯を食いしばる際には人によっては60kgもの力が加わることもありますから、骨を削り、関節の間に水がたまり、口が開かなくなる。(=>私の症状)などいう状態にも。
食いしばりクセのことを「クレチング症候群」と言います。
歯をくいしばるクセがあると、寝ているときだけではなく、たとえば、日中パソコンを使っているときや本を読んでいてるとき、テレビをみているときにも、無意識で食いしばる時間があり、歯と歯茎を傷めてしまっている状態です。歯をくしばるときの筋肉は肩や頭にもつながっていますので、頭痛や肩こりだけでなく、慢性疲労にもつながっていきます。顎関節症だけでなく、知覚過敏、歯の破折など起こる可能性もあります。
ところが、先ほどご紹介の正しい舌の位置にしてみるとどうでしょう。食いしばることができないんですよ。ちゃんと奥歯の間に隙間ができます。でしょ?
最終のチェック方法として、口を閉じたまま「ふふーん」と言えたらOK!普段から鼻呼吸のチェックには鼻歌がいいですね♪
舌根のコリ、解消しましょう
舌根(ぜっこん)とは、舌の付け根です。写真でみると手で触っているあたりあごと首の境目あたり。ここが凝ってしまっていたり、口呼吸で普段から口があいていると舌が下がってきます。
舌根のコリは、外的刺激としては舌根を直接マッサージすることとストレッチ。
歯科医の先生は、舌根マッサージをしてくれました。
指を口の中に入れて直接舌根を刺激しますが、人によっては、涙が出るほど痛いことも。指を口に入れるのは衛生の問題もありますので、外側からのマッサージや舌のストレッチでもOK!
川村医師監修 舌ストレッチ
https://youtube.com/shorts/GgbV_swH8MQ?feature=share
舌が凝っていると、口から出てくる舌が異様に短いです。(他人と比べないとわからないかもしれませんが)この動きで、顎関節周りの筋肉、首の横の筋肉も自然とほぐれてきます。
さらに、下あごを前後に動かしたり、左右に動かしたります。
肩こり、首こりの解消にも!
冒頭でご紹介した鼻呼吸のための舌の位置と、先ほどご紹介のストレッチは、首への負担を軽減してくれます。
正しい舌の位置であれば、首の前側の筋肉が作用します。(首の前面にあるインナーマッスル 頭長筋、頸長筋)首が安定して、頭が前に出なくなります。このことで、首の後ろ側への負担を減らすことができるんですよ。
あごの位置もよい位置に納まり、見た目も全身バランスよい姿勢をつくることにもつながります。
女優さん、俳優さんは、姿勢をよくするために鼻呼吸と正しい舌の位置を指導されます。また、正しい舌の位置こそ、美しく口角のあがった表情とも繋がってきます。
さらに、スポーツでは、サッカーのヘディングや、ゴルフのスィングの飛距離等にも影響が!
パソコンをしていると、どうしてもあごを前に突き出すような姿勢になって、同時におなかも緩んで猫背のようになって前屈みの状態。この状態だと、なんと500mlペットボトル30本分ともいわれる負担が首にかかってしまいます。
日頃のクセというのは、無意識なので常に「意識」することでしか改善しません。
デスクワークが多い方は、目につくところに「舌の位置」など書いたメモを貼ったりして、いつもに気にして都度改善がポイント!です。
いびきの原因も舌の位置だった
寝姿勢の仰向けで、口呼吸をすると起動が狭くなります。舌が喉の奥に落
眠っているときは、舌を支える筋肉の緊張もゆるみますから、さらに気道は圧迫されます。
これらは加齢による口まわりの筋力の低下によるもの。筋肉低下により、口がぽかんと勝手に開くため、さらに気道が圧迫されロックされる状態に。このことがいびき、無呼吸の原因です。
実際、睡眠時は、無呼吸のたびに無意識に目覚めてしまっていますので、睡眠の質が低下します。
お世話になった川村先生

川村先生
川村匡宏医師
(歯学博士、顎咬合学会認定医、全身咬合学会認定医、産業歯科医、NST医師)
<治療方針>
「患者とは心に串を刺したものと書く。その串を抜くのが医師の役目である」という言葉を座右の銘として、患者さんの心の声を聞く治療を心がけています。
様々な悩みも原因がはっきりするだけでも、実はそれ程でもないと、「心が軽くなる」事も多く経験する事です。私たちは心の原因と身体(口)の原因の両方から治療します。
阪南病院 口腔心身症外来
口腔心身症外来について(上記HPより)
口の渇きや噛み合せの不具合から始まり、顎関節症、歯ぐきや舌の痛み口臭など口の周りに関する今までの一般歯科にはなかなか相談しにくかった様々な悩みや愁訴を心身両面からアプローチして、患者さんのQOL改善のサポートをする外来です。
身体の歪みが原因に
ご紹介した舌根のマッサージや舌のストレッチ等は、西宮市の川村歯科の川村先生に教えてもらいました。
先生からは、「顎関節症は、心のストレスの他に、身体の歪みの最終地点として顎関節に出るからね。心の歪みと身体の歪みは連動しているから、どっちが原因だったとしても、身体の歪み(悩み)を修正し、心の歪み(悩み)を整えることもできる。」とおっしゃってました。
身体の歪みを整えないとということで、当時は整体に通っていました。
そのうちに自分自身でなんとかできないものかという思いが湧いてきて、デューク更家氏のウォーキングと出会うことになるのです。
ほぼ完治した頃でした。
川村先生にデューク更家に弟子入りしたことを伝えると、先生からは
「それはそれで、また心の負担が増えるけど、今度はいけると思うよ!
彼の理論は、どこをとっても医学的にも合点がいくよ。いい仕事だから頑張って!」と応援の言葉をもらいました。
いろんな病院に言って、手術と言われたことに違和感を覚え、困り果てて探してたどり着いた川村先生。診療中の電話もつないでくださり優しくお話を聞いてくれました。
診療のたびにたっぷり1時間の治療と私のお話を聞いてくれて、心の面もサポートしてくれました。
お蔭様で手術しなかったので顎関節症は完治はしないけれど、顎関節症を持ちながらも一緒に付き合って生きていけるほどにまでよくなりました。
ありがとうございます。
まとめ
口呼吸にならないためには、加齢による口周りの筋肉の垂れ下がりを防ぐよう、普段から食事の時には、
ほかに、日中にガムを噛むなどもいいですね。
健康で質の高い睡眠のために、普段の姿勢改善のために、いつも笑顔なあなたでいるためにも。 気になる方はぜひトライしてみてくださいね。
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